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『図書館戦争』(としょかんせんそう)は、有川浩の小説『図書館戦争』シリーズを原作とする、日本の実写映像作品シリーズ。2013年に同名の映画第1作が公開され、2015年にテレビドラマ『図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ』(としょかんせんそう ブック・オブ・メモリーズ)、映画第2作『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(としょかんせんそう ザ・ラスト・ミッション)が放送・公開された。監督はいずれも佐藤信介、脚本は野木亜紀子、主演は岡田准一と榮倉奈々。 悪影響を与えるメディアへの取り締まりが法制化され、元号も昭和から平成ではなく「正化」(せいか)になったと設定された架空の日本の2019年以降を背景に、武力行使も辞さない強引な検閲に対抗し本の自由を守るため、図書館法に沿って設立された図書館の自衛組織・「図書隊」を舞台とする。その中でも新米隊員・笠原郁と鬼教官・堂上篤を中心に、図書特殊部隊(としょとくしゅぶたい、ライブラリー・タスクフォース)の奮闘と恋愛模様を描く。 == キャスト == ダブル主演を務める堂上役と郁役の岡田准一と榮倉奈々は、かつて文芸誌『ダ・ヴィンチ』で企画された「読者が選ぶ誌上キャスティング」において、圧倒的な投票数で第1位となったコンビである〔『ダ・ヴィンチ』2011年5月号、及び 映画「図書館戦争」公式サイト - 原作:有川浩コメント より。文庫化に伴う企画の1つとして、mixi有川浩コミュニティ、ダ・ヴィンチ読者アンケートモニター、WEBダ・ヴィンチにて告知された。〕。ただ、プロデューサーの辻本珠子は同誌の結果を知らずに2人にオファーしたという〔岡田准一&榮倉奈々で「図書館戦争」映画化…ファン仮想キャスティング投票1位同士が初共演:芸能特集:スポーツ報知 2012年8月1日 〕。また、柴崎役の栗山千明は原作者による執筆当時からのイメージモデルでもある〔小説およびアニメ版における柴崎麻子のキャラクターデザインもそこから取られている。 有川日記 2008年2月10日 参照。〕。 なお関東図書基地司令の仁科巌は実写映画版におけるオリジナルキャラクターである。実写版の設定では原作小説において基地司令を務める稲嶺和市が正化11年の“日野の悪夢”によって死去し、彼の遺志を継ぐ者となるのが仁科とされている。これはかねてより稲嶺のイメージ像とされていた児玉清の死去を受け、著者・有川浩の希望によって計らわれた。〔有川日記 - ”『図書館戦争』実写化” (2012年8月8日)参照。〕 また、テレビアニメ版で手塚光を演じた声優・鈴木達央が、オファーを受けて映画第2作に出演し、実写版光役の福士と共演した。 ; メインキャスト : * 堂上篤(主人公・図書特殊部隊堂上班班長) - 岡田准一 : * 笠原郁(もう一人の主人公・図書特殊部隊所属) - 榮倉奈々 : * 小牧幹久(図書特殊部隊所属) - 田中圭 : * 手塚光(図書特殊部隊所属) - 福士蒼汰 : * 折口マキ(週刊誌『新世相』記者) - 西田尚美 : * 玄田竜助(図書特殊部隊隊長) - 橋本じゅん : * 尾井谷元(良化特務機関隊長・一等良化特務正) - 相島一之 : * 柴崎麻子(業務部および諜報部所属) - 栗山千明(特別出演) : * 仁科巌(関東図書基地司令) - 石坂浩二 : ; その他キャスト : * 緒形明也(図書特殊部隊副隊長) - テイ龍進 : * 進藤(図書特殊部隊所属) - 波岡一喜 : * 板垣信介(週刊誌『新世相』記者) - 阿部丈二 : * 増田修一朗、松本若菜、井坂俊哉、生島勇輝、春日井静奈、やべけんじ、相澤一成 ほか : ; 映画第1作 : * 武山健次(メディア良化法賛同団体幹部) - 鈴木一真 : * 落合モトキ : * 井坂俊哉 : * 工藤俊作 : * 野辺山宗八 - 草薙良一 : * 俊藤光利 : * 長井 - 井出卓也 : * 明石 - 前野朋哉 : * 黒石高大 : * 坂田清光 ‐ 国枝量平 : * 岸田タツヤ : ; テレビドラマ - 映画第2作 : * 中澤毬江(小牧幹久の幼なじみ) - 土屋太鳳 : * 朝比奈修二(文学館職員) - 中村蒼 : * 笠原克弘(郁の父) - 中原丈雄 : * 笠原寿子(郁の母) - 相築あきこ : * 手塚慧(文部科学省内研究会「未来企画」代表、手塚光の兄) - 松坂桃李 : * 毬江の母親 - 古村比呂 : * 図書隊隊員 - 鈴木達央 : * 査問員(白石・赤田) - 手塚とおる、デビット伊東 : * 二階堂智、螢雪次朗 ほか 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「図書館戦争 (実写作品)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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